ダム管理技士

環境保全・安全管理関連

ダム管理技士

ダムの管理に必要な知識と技能を持ったスペシャリスト

資格の内容	ダム管理技士とは、ダムの管理に必要な知識と技能を持った人材を認定する資格。この資格を取得すると、利水ダムの管理主任技術者の資格取得に必要な所定の実務経験年数が短縮される。
仕事の内容	ダム管理業務や、利水ダムの管理主任技術者
合格率	70％
受験資格	満２１歳～６５歳までの者で、実務経験が下記内容の者。 ①大学・短期大学高等専門学校卒業後、土木工学に関する過程を修めて卒業し、２年以上の者。 ②大学・短期大学高等専門学校卒業後、３年以上の者。 ③高等学校卒業後、土木工学に関する過程を修めて卒業し３年以上の者。 ④高等学校卒業後、４年以上の者。 ⑤８年以上（うち、ダム管理業が３年以上）の者。 ※１年以上の懲役又は禁錮の刑に処せられその刑を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から起算して２年を経過しない者は、受験することが出来ない。
試験内容	＜学科試験＞択一式、○×式、記述式で実施 ①ダムに関する法律制度に関する事項。 ②ダム及びその付帯設備並びにダムを操作するために必要な機械、器具などに関する事項。 ③ダム貯水池における水質汚濁、地すべり、堆砂に対する対策に関する事項。 ④ダムを操作するために必要な気象及び水象に関する情報の収集及び、解析並びにダムの操作に関する事項。＜実技試験＞当該年度の学科試験合格者又は、前年度の学科試験合格者で実技試験不合格者を対象に行う。ダム管理用シュミレータによる洪水時のダム操作、管理に必要な予測計算、判断力等について行う。
受験日	＜学科試験＞８月＜実技試験＞１０月上旬～１２月中旬のうち、３日間
受験場所	東京
受験料	＜学科試験＞10,000円（消費税込）＜実技試験＞45,000円（消費税込）＜登録料＞10,000円（消費税込）
問合せ先	（財）ダム水源地環境整備センター研究第１部
ＴＥＬ	03-3263-9967
ＨＰ	http://www.wec.or.jp/center/index.html