海上保安学校学生

司法・警察・消防・自衛隊関連

海上保安学校学生

海上の安全を守る専門家

資格の内容	海上保安学校学生とは、海上保安官として海上保安業務に必要な学術と技能を学習するための学校に入学するための試験。入学金や授業料などは不要で在学中から給与が支給され、卒業後は中堅職員や、各分野のスペシャリストとしての活躍が期待され、さらに海上保安大学校の特修科を経て幹部職員への昇進も可能である。試験種目には、船舶運航システム課程（１年）・航空課程（１年）・情報システム課程（２年）・海洋科学課程（１年）がある。
仕事の内容	海上保安官
受験倍率	平成２０年度【船舶運航システム課程】7.４倍【航空課程】16.7倍【情報システム課程】2.7倍【海洋科学課程】5.5倍
受験資格	①入学する年の４月１日現在で２４歳未満の者。 ②高等学校の卒業者及び、入学する年の３月までに卒業見込みの者。 ③中等教育学校の卒業者及び、入学する年の３月までに卒業見込みの者。 ④高等専門学校の卒業者及び、入学する年の３月までに卒業見込みの者。 ⑤その他人事院が上記と同等の資格があると認めた者。
試験内容	【船舶運航システム課程】＜１次試験＞ ①教養試験（多岐選択式）一般知識（国語・社会・数学・理科・英語）及び知能（文章理解・判断推理・数的推理・資料解釈）についての筆記試験。 ②作文試験文章による表現力、課題に関する理解力などの筆記試験。＜２次試験＞ ①人物試験人柄、対人的能力などについての個別面接。 ②身体検査主として胸部疾患・血圧・尿その他の一般内科系検査。 ③身体測定身長・体重・視力・色覚・聴覚・肺活量についての測定。 ④体力検査上体起こし・反復横跳び・片手懸垂。【航空課程】＜１次試験＞ ①教養試験（多岐選択式）一般知識（国語・社会・数学・理科・英語）及び知能（文章理解・判断推理・数的推理・資料解釈）についての筆記試験。 ②学科試験数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ａ・数学Ｂ・英語Ⅰ・英語Ⅱ・物理Ⅰについての筆記試験。＜２次試験＞ ①身体検査一般検査・呼吸器系検査・循環器系検査・消化器系検査・血液及び造血臓器検査・腎臓・泌尿器系及び生殖器系検査・運動器系検査・眼検査・視機能検査・耳鼻咽喉検査・口腔及び歯牙検査・総合検査。 ②身体測定身長・体重・視力・色覚・聴覚・肺活量についての測定。 ③体力検査上体起こし・反復横跳び・片手懸垂。＜３次試験＞ ①人物試験人柄、対人的能力などについての個別面接。 ②適性検査模擬飛行装置を使用しての操縦検査。 ③身体検査精神及び神経系検査。【情報システム課程】＜１次試験＞ ①教養試験（多岐選択式）一般知識（国語・社会・数学・理科・英語）及び知能（文章理解・判断推理・数的推理・資料解釈）についての筆記試験。 ②学科試験数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ａ・数学Ｂ・英語Ⅰ・英語Ⅱについての筆記試験。＜２次試験＞ ①人物試験人柄、対人的能力などについての個別面接。 ②身体検査一般検査・呼吸器系検査・循環器系検査・消化器系検査・血液及び造血臓器検査・腎臓・泌尿器系及び生殖器系検査・運動器系検査・眼検査・視機能検査・耳鼻咽喉検査・口腔及び歯牙検査・総合検査。 ③身体測定身長・体重・視力・色覚・聴覚・肺活量についての測定。 ④体力検査上体起こし・反復横跳び・片手懸垂。【海洋科学課程】＜１次試験＞ ①教養試験（多岐選択式）一般知識（国語・社会・数学・理科・英語）及び知能（文章理解・判断推理・数的推理・資料解釈）についての筆記試験。 ②学科試験数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ａ・数学Ｂ・英語Ⅰ・英語Ⅱ・物理Ⅰについての筆記試験。＜２次試験＞ ①身体検査一般検査・呼吸器系検査・循環器系検査・消化器系検査・血液及び造血臓器検査・腎臓・泌尿器系及び生殖器系検査・運動器系検査・眼検査・視機能検査・耳鼻咽喉検査・口腔及び歯牙検査・総合検査。 ②身体測定視力・色覚・聴力について測定。 ③体力検査片手懸垂。
受験日	【１次試験】５月下旬・９月下旬【２次試験】６月下旬・１０月下旬【３次試験】１２月中旬（航空課程のみ）
受験場所	全国主要都市
受験料	無料
問合せ先	海上保安庁総務部教育訓練管理官
ＴＥＬ	03-3580-0936
ＨＰ	http://www.kaiho.mlit.go.jp/saiyou/bosyu/index.html