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民間資格

環境保全・安全管理関連

ビオトープ管理士

自然生態系を守り、人と野生生物の共生に貢献するスペシャリスト

資格の内容 ビオトープ管理士とは、地域の自然生態系を守り、取り戻す役割を担うビオトープ事業の効果的な推進に必要な知識、技術、評価、応用能力を持つ者を認定する資格で、ビオトープとはドイツ語で野生動植物が生息・生育する空間のこと。
生態系や野生生物の保護を中心にした都市計画、農村計画、土木・造園計画など幅広い分野から出題される。
資格は「ビオトープ計画管理士」と「ビオトープ施工管理士」に分かれており、それぞれに業務の責任者レベルの1級と、基礎的な知識を有する技術者レベルの2級があり、内容は下記のとおり。

【ビオトープ計画管理士】
地域の自然生態系の保護・保全、復元、創出の理念や野生生物等の調査技術を踏まえた、広域的な地域計画(都市計画、農村計画など)のプランナー。

【ビオトープ施工管理士】
地域の自然生態系の保護・保全、復元、創出の理念や野生生物等の調査技術を踏まえた、設計・施工にあたる事業現場担当の技術者。
仕事の内容 環境系コンサルタント、土木・建設・建築業、公務員や造園業など。
合格率 【1級】約19%  【2級】約33%
受験資格 「ビオトープ計画管理士」「ビオトープ施工管理士」共通。
【1級】
@4年生大学を卒業後、7年以上の実務経験を有する者。
A大学院を卒業後、5年以上の実務経験を有する者。
B短期大学、専門学校、高等専門学校を卒業後、9年以上の実務経験を有する者。
C高等学校を卒業後、又は高等学校卒業程度認定試験合格後、11年以上の実務経験を有する者。
D技術士の資格を取得後、4年以上の実務経験を有する者。
E1級土木施工管理技士の資格を取得後、4年以上の実務経験を有する者。
F1級造園施工管理技士の資格を取得後、4年以上の実務経験を有する者。
G2級土木施工管理技士の資格を取得後、7年以上の実務経験を有する者。
H2級造園施工管理技士の資格を取得後、7年以上の実務経験を有する者。
I2級ビオトープ計画管理士の資格を取得後、7年以上の実務経験を有する者。
J2級ビオトープ施工管理士の資格を取得後、7年以上の実務経験を有する者。
K上の学歴・資格によらない場合は、14年以上の実務経験を有する者。

【2級】特に無し
試験内容 【1級】
<筆記試験>共通科目・生態学・ビオトープ論・専門科目・計画部門・施工部門又は記述問題・小論文。

<口述試験>試験官との質疑応答。

【2級】
<筆記試験>共通科目・生態学・ビオトープ論・環境関連法・専門科目・計画部門または施工部門・小論文。
受験日 【1級】筆記試験 9月  口述試験 12月(筆記試験合格者のみ)
【2級】筆記試験 9月
受験場所 札幌・仙台・秋田・郡山・東京・新潟・金沢・長野・浜松・名古屋・大阪・広島・徳島・福岡・鹿児島
受験料 【1級】13,000円  【2級】9,000円
問合せ先 (財)日本生態系協会 ビオトープ管理士係
TEL 03-5954-7106
HP http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/