土地区画整理士

土地・不動産関連

土地区画整理士

２１世紀の街づくりを担う専門家

資格の内容	土地区画整理士とは、土地区画整理法に基づいて住民や行政、デペロッパー等の事業者、工事施工者の間に立って、それぞれの利害関係を公正な立場から調整し、よりスムーズで適切な土地区画整理事業の実現に貢献するための専門家の資格。道路、公園、住宅地やオフィスビル、商業施設などの調和を図り、より機能的で暮らしやすく美しい街づくりを目指して行われるのが土地区画整理事業であり、土地区画整理士は２１世紀の街づくりを担うコーディネーターとも言える。
仕事の内容	建設会社や不動産会社、公共団体など
合格率	【学科試験】46％【実地試験】58％
受験資格	【学科試験】下記の実務経験年数が必要。 ①大学卒業後、１年以上の実務経験者（指定学科以外の場合、３年以上の実務経験者）。 ②短期大学卒業後及び高等専門学校（５年制）卒業後、２年以上の実務経験者（指定学科以外の場合、４年以上の実務経験者）。 ③高等学校卒業後、３年以上の実務経験者（指定学科以外の場合、５年以上の実務経験者）。 ④不動産鑑定士/不動産鑑定士補で、２年以上の実務経験者。但し、大学の指定学科卒業においては１年以上の実務経験者。 ⑤その他の者は、８年以上の実務経験者。 ※指定学科とは、国土交通省令で定められた下記の学科。土木（工学）科・農業土木（学）科・鉱山土木（学）科・森林土木（学）科・砂防（学）科・治山（学）科・緑地（学）科・造園（学）科・都市工学科・衛生工学科・交通工学科・建築（学）科・法律学科・経済学科・商学科・経営学科・地理学科。【実地試験】 ①当年度学科試験受験者並びに、土地区画整理士技術検定・学科試験合格者。 ②技術士法による技術士試験の第二次試験のうち技術部門を建設部門（選択科目を「都市及び地方計画」とするものに限る。）の合格者で、土地区画整理事業に関し１年以上の実務経験を有する者。
試験内容	【学科試験】マークシート方式による択一式試験。 ①土地区画整理事業総論土地区画整理事業の基本に係る一般的事項に関する基本的知識を有すること。 ②土地評価土地区画整理事業の施工に必要な土地評価に関する基本的知識を有すること。 ③換地計画換地計画の作成に関する基礎的知識を有すること。 ④法規土地区画整理事業の施工に必要な法令に関する基礎的知識を有すること。【実地試験】記述式による筆記試験。 ①換地計画仮換地の指定、換地計画の作成及び換地処分を適正に実施するために、必要な高等の専門的応用能力を有すること。
受験日	９月上旬
受験場所	仙台・東京・名古屋・大阪・福岡
受験料	学科・実地試験：18,000円、実地試験のみは9,000円
問合せ先	（財）全国建設研修センター区画整理試験課
ＴＥＬ	03-3581-0139
ＨＰ	http://www.jctc.jp/