弁理士

司法・警察・消防・自衛隊関連

弁理士

特許権や商標権・著作権など法的手続きのスペシャリスト

資格の内容	弁理士とは、特許権・実用新案権・意匠権・商標権・著作権などに関する法的手続きを、発明者や発案者に代わって行う専門家で国家資格。出願業務の代行に加え、物件について権利が侵害された時審理請求や訴訟の代理を行ったり、工業所有権そのものについて鑑定業務なども行う。受験資格はないが、理系の弁護士と言われるほど難関資格である。試験は、短答式筆記試験・論文式筆記試験・口述試験（面接）が行われる。
仕事の内容	弁理士事務所、一般企業の法務部など。
合格率	平成２０年度 5.9％
受験資格	特に無し
試験内容	＜短答式筆記試験＞５枝択一のマークシート方式（６０題、３．５時間） ①工業所有権(特許、実用新案、意匠、商標)に関する法令。 ②工業所有権に関する条約。 ③著作権法。 ④不正競争防止法。＜論文式筆記試験＞【必須科目】工業所有権に関する法令。 ①特許・実用新案に関する法令（２時間）。 ②意匠に関する法令（１．５時間）。 ③商標に関する法令（１．５時間）。【選択科目】６科目から願書提出時に１科目を選択する（１．５時間）。 ①理工Ⅰ（工学）基礎材料力学・流体力学・熱力学・制御工学・基礎構造力学・建築構造・土質工学・環境工学。 ②理工Ⅱ（数学・物理）基礎物理学・計測工学・光学・電子デバイス工学・電磁気学・回路理論、エネルギー工学。 ③理工Ⅲ（化学）化学一般・有機化学・無機化学・材料工学・薬学・環境化学。 ④理工Ⅳ（生物）生物学一般・生物化学・生命工学・資源生物学。 ⑤理工Ⅴ（情報）情報理論・情報工学・通信工学・計算機工学。 ⑥法律(弁理士の業務に関する法律) 民法・民事訴訟法・著作権法・不正競争防止法及び私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律・行政法・国際私法。＜口述試験＞面接方式工業所有権に関する法令（１０分程度）。 ①特許・実用新案に関する法令。 ②意匠に関する法令。 ③商標に関する法令。
受験日	＜短答式筆記試験＞５月中旬～下旬＜論文式筆記試験＞必須科目：６月下旬～７月上旬選択科目：７月下旬～８月上旬＜口述試験＞１０月中旬～下旬
受験場所	＜短答式筆記試験＞仙台・東京・名古屋・大阪・福岡＜論文式筆記試験＞東京・大阪＜口述試験＞東京
受験料	12,000円（特許印紙にて納付）
問合せ先	特許庁総務部秘書課弁理士室試験第１班
ＴＥＬ	03-3581-1101（内線2020）
ＨＰ	http://www.jpo.go.jp/indexj.htm