農業機械整備技能検定

技術・技能関連

農業機械整備技能検定

トラクタやコンバインなど農業機械を整備する専門家

資格の内容	農業機械整備技能検定とは、トラクタ等の農業機械の整備と保守に関する試験で、中央職業能力開発協会が実施する国家資格。試験には、１級と２級が設定され、学科試験は農業機械の種類や構造、整備法などに関する知識が問われ、実技試験ではトラクタの整備や電気回路の不良個所などの判定を行う作業試験と、トラクタ等の予防及び保守整備、工数見積もり等を問うペーパーテストが行われる。
仕事の内容	農業関係
合格率	【１級】100％【２級】75％
受験資格	【１級】実務経験７年以上の者（２級合格者は２年以上の者）。【２級】実務経験２年以上の者。
試験内容	【１級】＜作業試験＞電気回路の不良箇所の判定、トラクタの不良箇所の整備、電気回路の配線、傾斜検出センサによる出力電圧の測定、トラクタのバッテリ電圧・充電電圧の測定及びトラクタの点検。＜ペーパーテスト＞トラクタ、コンバイン及び乾燥機に関し、予防・保守整備、工数見積り及び溶接等の基礎技能について行う。また、乾燥機及びコンバインに関し、故障箇所の発見、故障箇所の整備、点検・調整及び機能の確認。【２級】＜作業試験＞電気回路の不良箇所の判定、電磁バルブの整備、電気回路の配線、インジェクションノズルの噴射圧力の調整、可変抵抗器による抵抗測定・回転角度測定、導線の導通テスト及び抵抗測定、トラクタの点検。＜ペーパーテスト＞トラクタ、コンバイン及び乾燥機に関し、予防・保守整備及び溶接等の基礎技能について行う。また、乾燥機及びコンバインに関し、故障箇所の発見、故障箇所の整備、点検・調整及び機能の確認。
受験日	＜作業試験＞１２月から２月の各党道府県が定める日。＜ペーパーテスト＞２月
受験場所	各都道府県の職業能力開発協会
受験料	各都道府県により異なる
問合せ先	中央職業能力開発協会
ＴＥＬ	03-5800-3638
ＨＰ	http://www.javada.or.jp/