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国家資格

技術・技能関連

技術士/技術士(補)

科学技術に関する高度な専門能力を持ったスペシャリスト

資格の内容 技術士とは、法定の登録を受け技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者と定義されており、文部科学省が実施する国家資格で科学技術に関する高いレベルの専門知識を持った人物であることを証明する資格。
受験資格は2通りあり、科学技術に関する専門的応用能力を必要とするような計画、研究、設計、分析、試験又は評価の業務に通算7年を超える期間従事すること又は、技術士(補)として通産4年以上の期間技術士を補助する事がある。
就職や転職の際には強力なアピールとなり、収入アップも期待できる資格。
仕事の内容 さまざまな企業の研究開発部門
合格率 平成20年度
【第1次試験】35.4%  【第2次試験】15.7%
受験資格 【第1次試験】 
特に無し

【第2次試験】
技術士補となる資格(第1次試験合格者又は同等と認定される者)を有し、下記何れかの該当者。
※総合技術監理部門を受験する場合は、下記@〜Bの期間に更に3年が必要になる。
但し、既に技術士第二次試験に合格している者は、業務経験が第一次試験合格前の従事期間を含めて7年を超える期間があれば受験可能。

@技術士補に登録し、技術士補として通算4年を超える期間技術士を補助したことのある者。

A技術士補となる資格を有した日から、科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者の監督のもとに当該業務に従事した期間が通算4年を超える者。

B科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が通算7年を超える者。
試験内容 【第1次試験】
<基礎科目>科学技術全般にわたる基礎知識
@設計・計画に関するもの(設計理論・システム設計等)
A情報・論理に関するもの(アルゴリズム・情報ネットワーク等)
B解析に関するもの(力学・電磁気学等)
C材料・化学・バイオに関するもの(材料特性・バイオテクノロジー等)
D技術関連(環境・エネルギー・品質管理・技術史等)

<適性科目>技術士法第4章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適正。

<共通科目>数学・物理学・化学・生物学・地学の中から2科目を選択。

<専門科目>20の技術部門の中から1技術部門を選択する。
・機械部門、・船舶/海洋部門、・航空/宇宙部門、・電気電子部門、・化学部門、・繊維部門、・金属部門、・資源工学部門、・建設部門、・上下水道部門、・衛生工学部門、・農業部門、・森林部門、・水産部門、・経営工学部門、・情報工学部門、・応用理学部門、・生物工学部門、・環境部門、・原子力/放射線部門

【第2次試験】
◆筆記試験
<選択科目>下記の選択科目に関する専門知識と応用能力を問う問題。
機械、船舶・海洋、航空・宇宙、電気電子、化学、繊維、金属、資源工学、建設、上下水道、衛生工学、農業、森林、水産、経営工学、情報工学、応用理学、生物工学、環境、原子力・放射線及び総合技術監理の21技術部門

<必須科目>技術部門全般にわたる論理的考察力と、課題解決能力を問う問題。

◆口頭試験(筆記試験合格者のみ)
技術士としての適格性と高等の専門的応用能力などについて口述により実施。
受験日 【第1次試験】10月
【第2次試験】筆記試験:8月、口頭試験:12月上旬〜1月下旬
受験場所 【第1次試験】
北海道・宮城県・東京都・神奈川県・新潟県・石川県・愛知県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・沖縄県

【第2次試験】
<筆記試験>北海道・宮城県・東京都・神奈川県・新潟県・石川県・愛知県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・沖縄県

<口頭試験>東京都
受験料 【第1次試験】11,000円
【第2次試験】14,000円(1技術部門につき)
問合せ先 (社)日本技術士会技術士試験センター
TEL 03-3459-1333
HP http://www.engineer.or.jp/