第一種・第二種作業環境測定士

土木・建築・設計・施工関連

第一種・第二種作業環境測定士

作業環境の測定で安全な作業環境を維持する専門家

資格の内容	第一種・第二種作業環境測定士とは、有機溶剤や放射性物質、特定化学物質、鉱物性粉じん及び金属類を取り扱う作業場についての作業環境測定は、作業環境測定士による作業環境の測定が義務付けられている。資格には一種と二種に分かれており、一種はデザイン・サンプリング、分析のすべての業務を行うことができ、二種はデザイン・サンプリング、簡易測定器による分析業ができる。
仕事の内容	建設業界や製造業界
合格率	平成２０年度【第一種】60.2％【第二種】23.4％
受験資格	①大学又は高等専門学校において理科系統の課程を卒業し、１年以上労働衛生の実務経験者。 ②高等学校又は中等教育学校において理科系統の学科を卒業し、３年以上労働衛生の実務経験者。 ③大学又は高等専門学校において理科系統以外の課程を卒業し、３年以上労働衛生の実務経験者。 ④高等学校又は中等教育学校において理科系統以外の学科を卒業し、５年以上の労働衛生の実務経験者。 ⑤職業能力開発総合大学校において長期課程の指導員訓練を修了し、１年以上の労働衛生の実務経験者。 ⑥応用課程の高度職業訓練又は専門課程の高度職業訓練を修了し、１年以上の労働衛生の実務経験者。 ⑦普通課程の普通職業訓練を修了し、３年以上労働衛生の実務経験者。 ⑧専修訓練課程の普通職業訓練を修了し、４年以上労働衛生の実務経験者。 ⑨職業訓練の検定職種のうち、１級又は２級または単一等級の技能検定に合格し、１年以上労働衛生の実務経験者。 ⑩８年以上労働衛生の実務経験者。 ⑪測定法施工規則第１７条の各号の何れかに該当する者。 ⑫技術士試験の第二次試験に合格した者。 ⑬産業安全専門官、労働衛生専門官若しくは労働基準監督官またはその職務にあった者。
試験内容	＜一種・二種共通科目＞・労働衛生一般・労働衛生関係法令・作業環境について行うデザイン・サンプリング・作業環境について行う分析に関する概論＜一種選択科目＞・有機溶剤・鉱物性粉じん・特定化学物質・金属類・放射性物質
受験日	２月・８月
受験場所	北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州の安全衛生技術センター
受験料	【第一種】10,600円～27,100円（受験科目数により異なる）【第二種】11,800円
問合せ先	（財）安全衛生技術試験協会
ＴＥＬ	03-5275-1088
ＨＰ	http://www.exam.or.jp/exmn/H_shikakusakan.htm